GWの前哨戦として、北アルプスと夜景が撮れるという、かねてより訪れてみたかった展望台に行ってみみることにした。条件として、ある程度積雪があること、月が出ていること、そして快晴に近い天候、そういう好条件はなかなかやって来ないが、ちょうど休みに天気が良さそうだったので急遽行ってみることにした。他にも回ってみたいスポットが近くにいくつかあったので、ロケハンを兼ねたプチ遠征だった。
昼過ぎに家を出て一路展望台へ向かう。特に渋滞もなく順調だ。日没1時間前には到着し準備する。パラパラと訪れる人はいるが、夕暮れのアルプスを見て帰っていく。夜景を見る人はよほどの物好きなのか全くいない。なので、展望台を独占してゆっくりと夕暮れとそれに続く青い時間を堪能できたし、撮影に没頭できた。
オリオン座がちょうど正面に出ていてそれを取り込んでみた。
月はちょうど上弦の月でやや光量不足のためかアルプスの雪景色が物足りない。また、異常に暖かく靄っていたのが残念だった。
翌朝、ここまで来たのだからと朝の景色も見てみたくなって早朝に訪れてみた。
壮大なアルプスの峰々、鹿島槍を中心に五竜や蓮華岳など、大昔縦走したことを思い出し感慨深いものがあった。そうでなくてもモルゲンロートに輝くアルプスは絶景で、何度見ても素晴らしいものだ。
その後、もう一つのポイントである高原に足を向ける。菜の花畑とアルプスのコンビネーションが素敵なスポットなのだが、肝心の菜の花がまだ早く、単なる緑の草原だった。が、それでも清々しい高原の雰囲気はなかなか素晴らしく、見ごたえがあった。次回は菜の花の咲き具合を見て訪れたてみたい。