梅雨時期は鳥の方は子育て真っ最中で忙しい時期だが、天気と休みがうまくかみ合わないと鳥をみに行けない。昨年は行けずじまいだったので、今年はと思っていた。ちょうどそんな折、天気の良い日に休みが重なったので、サンコウチョウの様子を見に行くことにした。
天気が良いのはいいのだが、森の中の巣は逆光気味になり輝度差がありすぎて撮影には神経を使う。もう少し明るいところに出てくれると良かったのだが贅沢は言えない。写真は、実際にはかなり暗く、鳥がシルエットになり肉眼でもかなり眼を凝らさないと見づらい状況だった。しかし、今のデジタルカメラは素晴らしい。こんな悪条件でもしっかりと仕事をしてくれる。さらに現像段階で補正を加えてなんとか見られる写真になった。
オスはまるで熱帯の鳥のように尾が長く、こんな姿でよく渡っってくるなぁと感心する。
オスに比べるとメスは地味だ。
巣にピントを合わせていたためぼけてしまったが、飛んでいる姿はまるで「火の鳥」だ。
来週にはきっと巣立ち間近の雛の姿が見られることだろう。
この日は意外と湿気が少なく過ごしやすかったが、これからは鳥を見るのもやぶ蚊との戦いとなりそうだ。