今年は例年になく仕事の都合で時間だけは結構自由が効いたので、夏らしい風景を求めて色々出かけてはみたものの、夏らしい写真といっても案外難しく、発想が貧困な私にはあまりイメージが湧かない。
昔からの日本の夏のイメージ、例えば、ひまわり、西瓜、蚊取り線香、花火、夕立、団扇、浴衣などが思い浮かぶが、現代のイメージとはだんだん離れつつあるように感じる。それだけ日本も西洋化が進んできたということなのだろうか。
ともあれ、定番である向日葵は押さえておかないといけないと思い、佐倉市の公園まで出かけてみた。
ここは風車でも有名で結構絵になる。
千葉県は大賀ハス(古代蓮)でも有名なので、一度見てみたかったこともあって、少し時期が遅かったのだが見に行くことができた。
夏といえば海。千葉は海岸線がたくさんあり、どこに行こうか迷うところである。迷った挙句、まだ行ったことのなかった袖ヶ浦の公園と館山まで足を伸ばしてみることにした。
袖ヶ浦公園は結構綺麗な公園で南国らしい風景が結構素敵である。展望台からはアクアラインが見え、夏らしいきらびやかな海が一望できる。夕方も来てみたいところである。
館山では、夕陽と海岸線をテーマにイメージの湧く場所を求めて色々ロケハンした。イメージとしては白い灯台を入れたかったのだが、なかなかそういう風景には出会えずだったが、洲崎の海岸は見応えがあって雰囲気が良かったので、ここで夕陽を撮ることにした。
暑い夏も終わり、明日からは9月。鳥は渡りのシーズンだし、また、忙しくなりそうだ。