2011年のGW。探鳥の手始めはやはり地元のシギチ巡りとなった。
稲敷市の田んぼを見て、久しぶりに霞ヶ浦まで車を走らせてみた。ここは、かつては必ずエリマキやツルシギなどが毎年見られる貴重な場所だった。しかし、近年、蓮田に防鳥ネットが張られるようになり、鴨やバンなどが足を絡めて宙づりで死ぬという地獄絵図のような光景が見られ、数多くのバーダーを怒らせ悲しませたところでもある。地元の支部もいろいろ活動されているようでネットは大分少なくなったように思われるが、まだ5月だからかも知れない。いずれにしても極端に鳥が少なくなったように思われる。今回もエリマキどころか他のシギチも全く見られなかった。
途中に寄った稲敷市の蓮田で久しぶりにタカブシギを見た。
田んぼのあぜ道にはチュウシャクシギが一羽たたずんでいた。
ムナグロは結構な数が毎年渡ってくる。
見られた種類も少なく、随所に震災の爪痕も見られた。あぜ道を走っていて突然通行止めになっている箇所もあり、バックで引き返すということも度々。それでツルシギ探索は断念し早々に帰宅。
もう少し経ってから再度訪れてみたい。