毎年、春になると梅やカンヒザクラ、木蓮、桜などが咲く近所の公園を訪れてみた。
今年は例年より梅の咲き始めが遅く3月半ばというのにまだ満開に近い。メジロでも来ないかと期待したが訪れた時間が遅かったのと、風が強く吹き始めたので小鳥達はどこかへ行ってしまったようだ。この公園も昨年の震災の影響で、園内の人口の川は干上がったままだ。
それでもしばらく梅の木の前で粘っていると、昨年から越冬しているジョビコがやって来た。残念ながら梅の咲いている枝にはとまってくれない。
他の木がどうなっているかチェックしてみる。園内のカンヒザクラには蕾がついているが、開花にはもうしばらくかかりそうだ。そんな折り、ちょうどキジバトがポーズをとってくれた。
今日はやたらとカラスが多い。夕方近くだったので集団でねぐら入りするのだろう。
この公園には仲間のオナガもよく来る。いつも近くで撮らせてくれないのに今日はサービスがよい。オナガは頭が黒いので斜光でとらえないとうまく目が出ないのだが、ちょうどよい光線具合で撮ることができた。
今年の冬は寒かったので、桜の開花も遅いかも知れない。しかし、春は着実に近づいている。小さな公園で鳥の種類も少ないが、花と絡めて撮れるし人も少ないので、しばらく通うことになりそうだ。