以前から見たいと思っていたオオヨシゴイ。サンカノゴイでも見に行くか、と軽く出かけたら何やら怪しげな人だかりが。皆土手に上がってカメラを構えている。適当に車を停めてカメラをセットして人だかりのする土手に上がってみた。炎天下の中皆さん芦原の中を注視している。
と、いきなり黒っぽい鳥が飛び出して100メートルほど右に飛んでまた芦原に吸い込まれた。
何か珍し系が出ているという未確認情報がネットに出てはいた。が、場所や詳しいことは分からないまま当てずっぽうに出かけて行ったのに、運良く出会えて本当にラッキーだった。かなり遠かったけれど何とか写真に収めることもできたし、ライフリストが1種増えたのは嬉しい。
遠くの葦の中に降り立って首を伸ばして警戒のポーズだろうか。

そこから飛び立ちの瞬間

芦原を左右に何回か行ったり来たり、でもなかなか近くには来てくれない。

近くでは、オオヨシキリやホオジロが元気よくさえずっていて、とても暑い一日だった。

こういう貴重な芦原がいつまでも残って、バーダーを楽しませてほしいと切に願わずにはいられない。オオヨシゴイもかつては頻繁に見られた鳥なので、今回を機に毎年姿を見せてもらいたいものだ。さて、来年はどうだろうか。
★画像はすべてトリミングしてあります。
NIKON D700+NIKKOR500mmF4