毎年ゴールデンウィークは信州のお山まで夏鳥を見に出かけるのが恒例となっている。かつては軽井沢辺りも野鳥の宝庫と言われたが、開発という名の下に年々野鳥が生息する環境が悪化していて、とても宝庫と言うにはほど遠い。アクセスがよく鳥がたくさん集まる場所、いわゆる「野鳥の宝庫」が少なくなっている。結局、遠くの山奥まで行かないとたくさんの鳥には出会えないということか。
今年は消費税の値上げや税金などでガソリン代が急騰したせいで、車での遠出を控える人が増えたとか。渋滞を避けて2日の午後早い時間に出発し、ほとんど渋滞せずに午後10時ごろ現地に着いた。車で仮眠して早朝から鳥見を開始。
まだバーダーも少なく、鳥も近くに来てくれる。普段は高い所にいるサンショウクイが目の前の枝にいるではないか。

今年はクロツグミが多いようだ。あちこちで見かけた。 同じ場所でも時によって鳥相が違うのが面白い。

常連さんも元気だ。

池には今年はキンクロハジロが2つがい入っていた。ここでキンクロを見るのは初めてだ。

地面にいるホオジロはあまり見たことがないのは自分だけだろうか。

夏鳥と言えばこの子を挙げる人も多いはず。鮮やかな羽の色と奇麗な囀りでファンも多い。
毎年撮っているが、ついついカメラを向けてしまう鳥の一つだ。

うしろ姿も絵になる。

前回、栃木では全くシャターが押せずストレスが溜まっていただけに今回は上々の滑り出しだ。天気にも恵まれ充実した鳥見だった。(続く)