いわゆる絶景と言われる場所が日本全国にあるが、ここ大出の吊り橋は、以前どこかのサイトで見てずっと気になっていた風景の一つだった。桜の開花時期が今年は1週間ほど早かったせいもあるが、桜はほとんど散ってしまっていたが、代わりに桃が咲いていたので、春らしいよいアクセントとなってくれた。連休中だったのでカメラマンで一杯かと思いきや、案外空いていて撮影しやすかった。
川べりのポイントと少し高台にも撮影ポイントがあるが、両方試してみた。川の流れと青空と北アルプス、新緑と桃の花のピンクが重なり、メインの吊り橋を引き立てている。なかなかみられない風景だ。

白馬ならどこからでもアルプスはみられるが、街中だと電線が邪魔でせっかくの風景を台無しにしている。せめて景観のよい場所だけでも、電線を地下に埋めるなどして欲しいものだ。
時間が早かったので、戸隠でも行って鳥の下見とと美味しいお蕎麦を求めて車を走らせていると、途中に景色のよい展望台が出現、行ってみるとなかなかの絶景ではないか。

その名も「大望峠」と言いアルプスの稜線が見事に見渡せるよい場所だ。あまり知られていないのだろうか、訪れる人もまばらでゆっくりの楽しめるよい峠だ。振り返れば戸隠の鋸の歯のような稜線が間近に聳え迫力がある。
天気にも恵まれて、気持ちのよい春のアルプスを堪能できてとても満足な一日となった。